高遊外 (こうゆうがい)
高遊外(1675-1763)は、肥前に生まれた黄檗宗の僧、煎茶人。煎茶道の祖とされており、売茶翁の名でも知られる。諱は元昭、道号を月海、高遊外は号。出家して竜律寺の化霖道龍や、黄檗山万福寺の独湛性瑩らに教えを受けたが、のちに僧籍を離脱している。その後、京都で煎茶の商いをし、池大雅・浦上玉堂らと交わった。煎茶は、僧侶の修行中に清国人に教わったという。「梅山種茶譜略」等の著作がある。
高遊外(1675-1763)は、肥前に生まれた黄檗宗の僧、煎茶人。煎茶道の祖とされており、売茶翁の名でも知られる。諱は元昭、道号を月海、高遊外は号。出家して竜律寺の化霖道龍や、黄檗山万福寺の独湛性瑩らに教えを受けたが、のちに僧籍を離脱している。その後、京都で煎茶の商いをし、池大雅・浦上玉堂らと交わった。煎茶は、僧侶の修行中に清国人に教わったという。「梅山種茶譜略」等の著作がある。