書画を初めて購入される方へ
このページでは書画を初めて購入される方のために、
どのような作品や図柄を、どのような順番で選べばいいかを紹介しています。

床の間があるとやはり掛軸は必要ですよね。
「いままで掛軸を飾った事が無く、まず初めにどの様な作品を手に入れたらいいですか?」という質問をよく受けます。
答えは「好きな物を飾るのが一番!」なのですが、そう言われても掛軸を初めて手に入れる時は作品選びを悩まれる方が多いかと思います。
そこで、まずは四季を問わず、一年を通していつでも飾れる作品を手に入れてみてはどうでしょうか。
例えば、
蓬莱山、水墨山水、日の出、富士山などは一年を通していつでも飾れる図柄です(他にも一年を通して飾れる図柄はいろいろあります)。
書の場合も、一年を通して飾れる文句がいろいろあります。
当店では、日本を代表する物故作家(亡くなっている作家)の作品だけを扱っていますので、図柄だけを選んで頂ければ間違いないかと思います。
一点飾って頂ければ、
次は季節ごとに飾って頂ける作品を選んでいきましょう。
季節ごとの作品が決まれば、次は十二ヶ月で選んで頂ければ、迷わず掛軸を選んで頂けます。
この様に徐々に掛軸を選んでいく中で、好きな作家や、描かれた時代などに好みが出てきます。
そうなれば美術館や博物館などで展覧会を見る事も楽しくなってくる事でしょう。
展覧会図録や書籍で好きな作家や図柄などを調べていくと、描かれた作品には必ず意味が込められている事に気付きます。
例えば、家内安全、出世、安産など。
中国の物語を描いた難しそうな画題でも意外にシンプルな意味が込められています。
ここまで来ればもう立派なコレクターです。
掛軸の世界へどっぷり浸かっている事でしょう。
もし、作品選び等で悩まれていることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
予算をお伝え頂ければ、予算に合わせてより良い作品の提案もさせて頂きます。
下記のページでは取扱い作品の一部を紹介していますので、よろしければご覧ください。