狩野安信 (かのうやすのぶ)
狩野安信(1613~1685)は、狩野孝信の三男として京都に生まれる。6歳の時に父を亡くし、光信の高弟であった狩野興以や兄探幽に画法を学んだ。
狩野宗家の貞信が元和9年になくなり、兄探幽が江戸に別家を構え、次男尚信も父の跡を継いでいたため、安信が養子となり宗家を継いだ。
絵は探幽・尚信三兄弟のうちで一番劣るといわれたが、狩野派絵画理論確立のうえでは大きな功績を残した。
狩野安信(1613~1685)は、狩野孝信の三男として京都に生まれる。6歳の時に父を亡くし、光信の高弟であった狩野興以や兄探幽に画法を学んだ。
狩野宗家の貞信が元和9年になくなり、兄探幽が江戸に別家を構え、次男尚信も父の跡を継いでいたため、安信が養子となり宗家を継いだ。
絵は探幽・尚信三兄弟のうちで一番劣るといわれたが、狩野派絵画理論確立のうえでは大きな功績を残した。