富岡鉄斎
西王母像
Tomioka Tessai
Seiobo
掛軸 紙本 127,5cm×32cm(総丈197cm×46cm) 共箱 二重箱入 富岡鉄斎鑑定委員会鑑定書取得保証致します。
作品の状態について
画面、表装共に良い状態です。
表装締め直しを致しました。
王母人間長壽仙
君家老姥亦同然
鐵齋外史時年八十有七
大正十一年壬戊之歳六月
※大正11年は「壬戌」であるから、「戊」に一画忘れたようです。
(読み)
王母は人間の長寿の仙なり。
君が家の老姥も亦た同じく然り。
鉄斎外史。時に年八十有七。大正十一年壬戌の歳六月。
(口語訳)
西王母は人間世界の長寿の神仙である。君の家のお婆さんもやはり同じである。
(印章)
・「富岡百錬」白文方印
・「如南山之壽」白文方印
・「蕉鹿図」朱文象形印
【箱書】
西王仙姥之傳詳列仙記為
安住氏母堂祝壽 八十有八老人鐵齋畫并記
(読み)
西王仙姥の伝は列仙記に詳し。安住氏母堂の為に寿を祝す。八十有八老人 鉄斎画き并せて記す。
(解説)
西王母は崑崙山に住む女仙で、三千年に一度実をつけるという不老不死の仙桃を漢の武帝に与えたことで知られ、後世に不老不死の桃園を管理する美しい女神として信仰を集めました。本図は、大正11年6月、鉄斎87歳の時、安住氏の母君の長寿を祝すために不老長寿を与える桃を持った西王母像を描いて贈った作品です。『鉄斎研究』第40号に所載されています。印章にも「終南山が欠けず崩れぬように堅固長寿であれ」という祝寿の意味の「如南山之壽」白文方印が使用され、長寿のお祝いで掛けていただける一幅です。(Y)
作家について
富岡鉄斎(1836〜1924)は、京都に生まれた日本画家。
「万巻の書を読み 万里の道を行く」の座右の銘を実践した鉄斎の作品は、壮大なスケールと存在感を放っている。
画は勿論、国学・儒学を修め、幕末には...
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