狩野章信 (かのうあきのぶ)
狩野章信(1765~1826)は、宇多川徳元の子。表絵師の猿屋町代地狩野家を、寿石賢信から継ぐ。寛政12年、36歳で早くも隠居した。花街での遊びを好み、吉原の芸妓の門弟が多かったという。浮世絵風の美人画や軽妙な席画など、狩野派の枠を超えたような作品も知られている。
狩野章信(1765~1826)は、宇多川徳元の子。表絵師の猿屋町代地狩野家を、寿石賢信から継ぐ。寛政12年、36歳で早くも隠居した。花街での遊びを好み、吉原の芸妓の門弟が多かったという。浮世絵風の美人画や軽妙な席画など、狩野派の枠を超えたような作品も知られている。