細井広沢 (ほそいこうたく)
細井広沢(1658-1735)は、遠江に生まれた江戸中期の儒者、書家、篆刻家。名は知慎。字は公謹。通称次郎太夫。別号に玉川・思貽斎など。朱子学を板井伯元に、儒学を林鳳岡に、書を北島雪山に教えを受ける。また、篆刻も得意とした。柳沢吉保に仕え、歴代天皇陵の修築に携わる。平林惇信、関思恭名などを育成した。柳沢淇園の書の師としても知られる。「紫微字様」「観鵞百譚」などの著作がある。
細井広沢(1658-1735)は、遠江に生まれた江戸中期の儒者、書家、篆刻家。名は知慎。字は公謹。通称次郎太夫。別号に玉川・思貽斎など。朱子学を板井伯元に、儒学を林鳳岡に、書を北島雪山に教えを受ける。また、篆刻も得意とした。柳沢吉保に仕え、歴代天皇陵の修築に携わる。平林惇信、関思恭名などを育成した。柳沢淇園の書の師としても知られる。「紫微字様」「観鵞百譚」などの著作がある。