服部南郭 (はっとりなんかく)
服部南郭(1683-1759)は、京都に生まれた江戸中期の儒者・画家・漢詩人。画は、雪舟や周文、狩野元信に私淑し、独学で学んだとされている。柳沢吉保に画と和歌の腕を認められ、柳沢家に召し抱えられた。その後、柳沢家に仕えていた荻生徂徠の元で擬古主義的漢詩文を学び、その高弟となった。柳沢淇園の画の師でもある。名は元喬、字は子遷、別号に芙蓉館、通称を小右衛門。『南郭文集』『唐詩選国字解』『大東世語』などの著作がある。
服部南郭(1683-1759)は、京都に生まれた江戸中期の儒者・画家・漢詩人。画は、雪舟や周文、狩野元信に私淑し、独学で学んだとされている。柳沢吉保に画と和歌の腕を認められ、柳沢家に召し抱えられた。その後、柳沢家に仕えていた荻生徂徠の元で擬古主義的漢詩文を学び、その高弟となった。柳沢淇園の画の師でもある。名は元喬、字は子遷、別号に芙蓉館、通称を小右衛門。『南郭文集』『唐詩選国字解』『大東世語』などの著作がある。