高芙蓉 (こうふよう)
高芙蓉(1722-1784)は、甲斐に生まれた江戸中期の篆刻家・画家・儒学者。壮年期に京へ出て、儒学・篆刻・書画などを独学で学んだ。詩文書画に優れたが、篆刻を最も得意とした。篆刻においては、当時の日本で明の刻風が流行していたのに対して、秦・漢代の古印を復古させた作風で、印聖と呼ばれた。また、池大雅、円山応挙、韓天寿などとも親交を持った。名は孟彪、字は孺皮、別号に中岳画史。
高芙蓉(1722-1784)は、甲斐に生まれた江戸中期の篆刻家・画家・儒学者。壮年期に京へ出て、儒学・篆刻・書画などを独学で学んだ。詩文書画に優れたが、篆刻を最も得意とした。篆刻においては、当時の日本で明の刻風が流行していたのに対して、秦・漢代の古印を復古させた作風で、印聖と呼ばれた。また、池大雅、円山応挙、韓天寿などとも親交を持った。名は孟彪、字は孺皮、別号に中岳画史。