山岡鉄舟
一行書
Yamaoka Tesshu
Calligraphy
掛軸 紙本 133cm×30,5cm(総丈202cm×44cm) 箱入
作品の状態について
画面、表装共に良い状態です。
間中檢點日行蔵
鐵舟高歩書
〈訓読〉
間中(かんちゅう)検点す 日(さき)の行蔵(こうぞう)。鉄舟高歩書す。
〈大意〉
暇なときには、昔の自分の出処進退について(正しい判断であったかを)一つ一つ詳しく調べる。
〈解説〉
「行蔵」とは、世に出て道を行うことと、隠遁して世に出ないこと。出処進退を意味します。『論語』述而の「之を用ふれば則ち行ひ、之を舎(す)つれば則ち蔵(かく)る」に拠る四字熟語「用舎行蔵」「用行舎蔵」があります。これは、出処進退の時機をわきまえていること。君主に任用されれば、世に出て能力を発揮し、見捨てられれば、世間から身を隠して静かに暮らすという意味です。
また、山岡鉄舟とともに幕末の三舟の一人に数えられる勝海舟も「行蔵」という語を用いた言葉を残しています。福沢諭吉が自書『瘠我慢の説』に対する意見を求めた際、海舟はその返書の中で「行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張、我に与(あずか)らず我に関せずと存じ候」と述べています。「私の行い〔出処進退〕は自らの信念によって決める。けなしたり褒めたりするのは人の勝手である。私は関与しない」という意味で、海舟の思想を表しています。(Y)
作家について
山岡鉄舟(1836~1888)は、小野家の五男として江戸に生まれ、槍術の師、山岡家の養子となった。名は高歩、字は猛虎、通称鉄太郎。9歳の時、飛騨郡代に任じられた父に従い高山に移住、10歳から北辰一刀流の井上清...
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