勝海舟
一行書
Katsu Kaishu
calligraphy
掛軸 絹本 113,5cm×26cm(総丈174cm×39cm)箱入
作品の状態について
画面中央左下辺りに少しヨゴレがあります。
表装は良い状態です。
勝海舟の一行書は珍しいです。
芳艸垂楊地和風麗日天
海舟散人
(読み)
芳艸垂楊の地、和風麗日の天。
海舟散人
宋の許月卿「棒硯姫空翠二首」其一「棒硯姫空翠、随琴鶴暁煙。夕陽更山外、流水自楼前。芳草垂楊地、和風麗日天。戯游看処々、明媚自年々。」の一節を揮毫したものです。この詩は『先天集』巻二に収められています。
幕末から明治初期にかけて活躍した幕臣である勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟の三人は「幕末の三舟」と呼ばれ、頭山満氏は「幕末三舟伝」の中で「海舟は智の人、鉄舟は情の人、そして泥舟は意の人」と評しています。これは書においても当てはまる見方でしょう。
智の人と評され、国際的な感覚で時代を見通した政治家で巧妙な機略家であった海舟の書は、剣禅を通じて磨き抜かれ、自我が強く独創的です。速筆で少しも停滞することなく気脈が一貫しており、何とも心地よく感じます。海舟自身、技巧にはこだわっていないため、その書の裏に潜む彼の心や人間性を感じ取ったり、考えたりできる一幅です。(Y)
作家について
勝海舟(1823~1899)は、江戸本所亀沢町で生まれる。幼少時、11代将軍徳川家斉の孫・一橋慶昌の遊び相手として江戸城へ召されている。一橋家の家臣として出世する可能性があったが、慶昌が早世したためその望み...
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