無得良悟 (むとくりょうご)
無得良悟(1651-1742)は、会津に生まれた曹洞宗の禅僧。
俗姓は山口。幼少期に天寧寺の忠方恕につき出家し、吉祥寺の離北良重にも教えを受けた。また、黄檗宗の隠元隆琦や木庵性慆・独湛性瑩や、臨済宗の盤珪永琢などにも参じた。そして、加賀実性院3世である海翁淳補の法を嗣いだ。その後は、武蔵松福寺や加賀実性院、上野補陀寺、長門大寧寺などに歴住して、石見瑞巌寺と周防法泉院を開山している。「無得良悟禅師語録」「洞上仏祖源流影讃」等の著作がある。
無得良悟(1651-1742)は、会津に生まれた曹洞宗の禅僧。
俗姓は山口。幼少期に天寧寺の忠方恕につき出家し、吉祥寺の離北良重にも教えを受けた。また、黄檗宗の隠元隆琦や木庵性慆・独湛性瑩や、臨済宗の盤珪永琢などにも参じた。そして、加賀実性院3世である海翁淳補の法を嗣いだ。その後は、武蔵松福寺や加賀実性院、上野補陀寺、長門大寧寺などに歴住して、石見瑞巌寺と周防法泉院を開山している。「無得良悟禅師語録」「洞上仏祖源流影讃」等の著作がある。