大倉笠山 (おおくらりゅうざん)
大倉笠山(1784~1850)は、笠置の酒造業大倉家8代目。中林竹洞門下にしてパトロン的存在。売画重視の竹洞が曖昧にした元明画研究を保持しつつ、山水を中心に竹洞様式の南画を描く。文政2年には「大倉画四画譜」を刊行、題跋を竹洞が入れる。田能村竹田、頼山陽ら文人との交流も厚い。
大倉笠山(1784~1850)は、笠置の酒造業大倉家8代目。中林竹洞門下にしてパトロン的存在。売画重視の竹洞が曖昧にした元明画研究を保持しつつ、山水を中心に竹洞様式の南画を描く。文政2年には「大倉画四画譜」を刊行、題跋を竹洞が入れる。田能村竹田、頼山陽ら文人との交流も厚い。