丹羽嘉言 (にわかげん)
丹羽嘉言(1742~1786)は、尾張藩主の家に生まれる。幼時より学を好み、国学、儒学などを学んだ。20歳頃京に上り遊学。帰郷後、富士山の真景図を試みたのをはじめ、明和年間を中心に多くの真景図を描いた。安永5年、隠棲して画事に専念し、中国画や画論の研究に没頭した。「幅善斎画譜」のほか、漢学に関する著作も残している。
丹羽嘉言(1742~1786)は、尾張藩主の家に生まれる。幼時より学を好み、国学、儒学などを学んだ。20歳頃京に上り遊学。帰郷後、富士山の真景図を試みたのをはじめ、明和年間を中心に多くの真景図を描いた。安永5年、隠棲して画事に専念し、中国画や画論の研究に没頭した。「幅善斎画譜」のほか、漢学に関する著作も残している。