式部輝忠 (しきぶてるただ)
式部輝忠(生没年不詳)は、室町時代後期の画家。長年、印章を誤読されてきたが近年、山下裕二氏の研究により解明された。初期は祥啓や仲安真康に画を学び、その後小田原狩野派と関係を持ちつつ、狩野元信の様式を取り入れ、独自の画風を築いていった。
北条氏との関係ははっきりしないが、今川氏との繋がりを示す史料が残っている。発見されている作品点数は少ないがその画風は個性的で評価が年々高まっている。
式部輝忠(生没年不詳)は、室町時代後期の画家。長年、印章を誤読されてきたが近年、山下裕二氏の研究により解明された。初期は祥啓や仲安真康に画を学び、その後小田原狩野派と関係を持ちつつ、狩野元信の様式を取り入れ、独自の画風を築いていった。
北条氏との関係ははっきりしないが、今川氏との繋がりを示す史料が残っている。発見されている作品点数は少ないがその画風は個性的で評価が年々高まっている。