祇園井特 (ぎおんせいとく)
祇園井特(1755-歿年不明)は、京都に生まれた浮世絵師。円山派の作風に私淑したとも、円山応挙の弟子である山口素絢に教えを受けたとも言われる。浮世絵を得意とし、遊女や芸妓などの肉筆美人画を多く描いた。俗称は特右衛門。字は伯立。別号に祇山井特、画奴井特、鴨井井特など。「本居宣長七十二歳像」(重要文化財、本居宣長記念館蔵)、「京美人夏化粧図」「美人と幽霊図」(東京国立博物館蔵)、「虎御前と十郎図」(出光美術館蔵)等の作品がある。
祇園井特(1755-歿年不明)は、京都に生まれた浮世絵師。円山派の作風に私淑したとも、円山応挙の弟子である山口素絢に教えを受けたとも言われる。浮世絵を得意とし、遊女や芸妓などの肉筆美人画を多く描いた。俗称は特右衛門。字は伯立。別号に祇山井特、画奴井特、鴨井井特など。「本居宣長七十二歳像」(重要文化財、本居宣長記念館蔵)、「京美人夏化粧図」「美人と幽霊図」(東京国立博物館蔵)、「虎御前と十郎図」(出光美術館蔵)等の作品がある。