山口素絢 (やまぐちそけん)
山口素絢(1759~1818)は、京の呉服商の子として生まれた。絵は円山応挙に学び人物花鳥に優れ、特に、柔らかい筆致で優美な当世美人の姿を描いて人気を得た。寛政11年の「素絢画譜」、文化3年「素絢画譜草花之部」などの画譜も刊行。享和4年刊行の「蘭寮方」という医学書では器物などの挿絵を担当している。
山口素絢(1759~1818)は、京の呉服商の子として生まれた。絵は円山応挙に学び人物花鳥に優れ、特に、柔らかい筆致で優美な当世美人の姿を描いて人気を得た。寛政11年の「素絢画譜」、文化3年「素絢画譜草花之部」などの画譜も刊行。享和4年刊行の「蘭寮方」という医学書では器物などの挿絵を担当している。