玉澗元寔 (ぎょっかんげんしょく)
玉澗元寔(1771-1856)は、京都に生まれた臨済宗の禅僧。
阿波興源寺の太室玄昭について16歳の時に出家、相国寺の梅荘顕常に漢詩の教えを受ける。備中井山宝福寺の大雲林説や、武蔵永田の峨山慈棹、蘭山正隆などに参じ、のちに美濃瑞竜寺で隠山惟琰の法を嗣いで、阿波興源寺に住した。詩文を能くし、古賀精里・柴野栗山らと交わった。
玉澗元寔(1771-1856)は、京都に生まれた臨済宗の禅僧。
阿波興源寺の太室玄昭について16歳の時に出家、相国寺の梅荘顕常に漢詩の教えを受ける。備中井山宝福寺の大雲林説や、武蔵永田の峨山慈棹、蘭山正隆などに参じ、のちに美濃瑞竜寺で隠山惟琰の法を嗣いで、阿波興源寺に住した。詩文を能くし、古賀精里・柴野栗山らと交わった。