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加賀千代女
俳画
Kagano Chiyojo
Haiku
掛軸 紙本 104,5cm×19,5cm(総丈188cm×29cm) 箱入
作品の状態について
画面は少しアレていますが、鑑賞に影響するアレではないと考えいます。
表装は良い状態です。
百生や/つるひとすじの/心より 千代尼
〈解説〉
百なりの瓢簞を描き、既白編『千代尼句集』に「三界唯心」と題して収まる「百生(ひゃくなり)や蔓ひとすじの心より」の自句を賛した晩年の自画賛です。
賛は、若い頃に越前の永平寺の禅僧に三界唯一心の題で俳句を請われ、間髪を入れずに吟じた句で、「百もなる瓢簞も、実はたった一本の蔓になるのと同じように、人間の全ての言動もこの一つの心から出るものである」という意味です。この句は、若い頃の作句であるのと自らも好んだ句であるだけに、初期・中期・晩年通じて短冊や画賛、自画賛などに相当数揮毫されており、「朝顔につるべとられてもらひ水」の句とともに千代女の代表句と言えます。また、宝暦13年(1763)、千代女は加賀藩の命によって、朝鮮通信使に贈るための掛軸6幅・扇子15本、計21点を揮毫して献上しました。これらは四季を念頭に置いて自らの21句を選んでもので、日本の俳句が海外に渡った最初ものとして知られています。「百生や」の句は、これらの中に秋の句の一つとして数えられます。(Y)
作家について
加賀千代女(1703-1775)は、石川県に生まれた俳人。
はじめ岸弥左衛門に俳諧の教えを受ける。のちに京都で画を五十嵐浚明に学ぶ。与謝蕪村の『玉藻集』の序文を書いた。
号は草風、法名は素園。千代、千代尼など...
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