至道無難
達磨図
Shido Bunan
Daruma
掛軸 絹本 83,5cm×36,5cm(総丈175cm×38,5cm) 箱入
作品の状態について
画面に少しシミが出ています。
表装はよい状態です。
問人半其滿ノ
耳知法道
教能外ノ
悟ナリケリ
至道菴主拝賛
(読み)
人に問ふ。其の満の耳を半(なか)ばにして法の道を知るを。
教、能く外の悟りなりけり。
(大意)
人に質問した。どうして耳一杯に満ちたものを半分にして仏法に関わることを知ろうとするのか。
教とはつまり、外側の悟り(自分の知らない物事を理解すること)なのだ。
禅宗の初祖菩提達磨(生没年未詳)は、南天竺から海路で中国に渡り、梁の武帝に招かれて対談したが、意にかなわず、嵩山の少林寺に留まって9年間面壁坐禅したといわれています。日本では、だるま(達磨)は「起上り小法師」と呼ばれたり、「七転び八起き」の諺となったり、不撓不屈の権化として多くの人々に親しまれています。
本作は、正面を向き坐禅する姿が描かれています。朱衣をまとい、両目を見開き、豊かなひげを生やし、耳環をつけ、真一文字に口を結んでいます。その鋭い眼光は真正面から観者の心を射抜き、問いかけているようです。(Y)
作家について
至道無難(1603~1676)は、岐阜県に生まれた禅僧。
天性文筆の才に秀でてひそかに学問を修め、中年を過ぎて禅門にも心を寄せ、居士禅者として修行につとめた。
愚堂の法をついだが、一寺に住持することを望ま...
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