沢庵宗彭
一行書
Takuan Soho
calligraphy
掛軸 紙本 98cm×29cm(総丈170cm×31cm)箱入
作品の状態について
画面に少し折れがありますが、鑑賞に影響する折れではないと考えております。
煙霞不遮梅香
(読み)
煙霞梅香を遮らず
(語意)
靄や霞などがかかってたとえその姿を見ることができなくとも、梅の花の馥郁たる香りはどこまでも広がっていき、人の心を和ませる。(『充実 茶掛の禅語辞典』より抜粋)
梅の花の芳香が漂う春の情景をあらわした禅語です。古くから梅の花は重用されていました。現代の花見と言えば桜ですが、奈良時代では梅を指し、『万葉集』でも梅を題材にした歌が多く詠まれています。その花言葉には「高潔」「上品」「忠実」があり、冷たい空気の中、春早々に凛と咲く姿を表しています。禅語としては、「徳ある人の名声や行いは、何ものにも妨げられることなく、自然に伝わってくる」というように解釈できます。
この一行書は、自然で柔らかな用筆で、線には力みは無く、みなぎる気迫が感じられます。寛永6年(1629)の紫衣事件、沢庵宗彭らはわが身を捨てて権力に立ち向かい、人々から拍手喝采を受け、英雄として評価されるその人間性も含め鑑賞できる一幅となっています。(Y)
作家について
沢庵宗彭(1573~1645)は、兵庫県出石に生まれる。江戸前期の臨済宗の僧。一凍紹滴の法を継ぎ、大徳寺の住持となる。紫衣事件で幕府を批判し、出羽上山に流されたが、のちに品川に東海寺を開いた。詩歌・俳諧・...
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