狩野探幽
富士山図

Kano Tanyu
Fuji

掛け軸　絹本　103cm×44,5cm（総丈201cm×58cm）箱入

作品の状態について

画面、表装ともに良い状態です。
狩野探幽の富士図は18世紀の南画家・桑山玉洲らの称賛を受け、以後富士図の典型とされてきました。
静岡県立美術館などに収蔵されている富士図は横幅に描かれた作品が多く、実景の観察を図に生かしています。
本図は実景的な作品ではなく、室町水墨画の相阿彌などを学習したあとが見てとれる作品です。

作家について

狩野探幽（1602～1674）は、1617年に江戸に移り幕府の絵師となり、その4年後に江戸城鍛冶橋門外に屋敷を拝領し、鍛冶橋狩野家を興した。
次男・狩野尚信は木挽町に屋敷を拝領し、末弟・狩野安信は狩野宗家を継い...

販売と買取（鑑定・査定）について

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