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副島種臣
一行書
Soejima Taneomi
Calligraphy
掛軸 絖本 140,5cm×55,1cm(総丈195cm×65,7cm) 箱入
作品の状態について
画面、表装ともに良い状態です。
龢澤周弎春
種臣
〈読み〉
和沢 三春に周(あまね)し。
〈語釈〉
◯和澤=春の陽気が穏やかで恩沢をもたらすこと。
◯三春=陰暦の春季三ヶ月。孟春(正月)・仲春(二月)・季春(三月)をいう。
◯周(あまね-し)=すべてに広く行き渡ったさま。
〈大意〉
雨や露の恵みが春の三ヶ月にわたって広く行き渡る。
〈解説〉
東晋の詩人陶淵明(365-427)の「郭主簿に和す二首」其二の第一句を、篆書体で力強く揮毫しています。「清涼たり 素秋の節」(今は清々しい秋の季節だ)と続き、春の暖かく穏やかな雰囲気を描写している部分です。落款印に「副島之印」白文方印と「種臣」朱文方印、関防印に「詩巻長留天地間」朱文長方印の3顆が捺されています。「種臣」と「詩巻長留天地間」の印は、清国漫遊の際に親交があった陳鴻誥(曼寿)が刻したものです。
本作と同じ句を一行に揮毫した作品が、石川九陽編『蒼海 副島種臣書』に作品135として収録されています。(Y)
作家について
副島種臣(1828~1905)は、佐賀市鬼丸に藩校弘道館教授であった枝吉種彰の二男として生まれ、32歳で副島家の養子となった。幼名は竜種、名は種臣、通称は次郎。蒼海は号で、他に一々学人がある。
父から薫陶を...
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