華岡青洲
一行書

Hanaoka Seishu
Calligraphy

掛軸　紙本　138,5cm×31cm(総丈219cm×47cm) 箱入

作品の状態について

画面、表装共に良い状態です。
表装締め直しを致しました。

願乗長風破萬里浪
　　　青洲華震書

〈読み〉
願わくは長風に乗り万里の浪を破らん。
　青洲華震書。

〈大意〉
遥か彼方まで吹く風に乗り、万里先から打ち寄せてくる巨大な波を突き進みたい。

〈解説〉
　中国南宋の軍人・宗愨（そうかく、生年不詳－465年）が年少の頃、叔父の宗炳に志望を問われて答えた言葉が揮毫されています。この言葉は、『南史』巻三十七・列伝第二十七に見えます。困難や危険をものともせず前進することを表しており、大きな希望を持つ人や夢に向かって突き進む人などを祝うのにぴったりな言葉です。(Ｙ)

作家について

華岡青洲（1760〜1835）は、和歌山県に生まれた外科医。
世界ではじめて全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させた。
幼い頃から病や怪我に苦しむ人々を救いたいとの思いを抱きながら成長した。
23歳で京都に...

販売と買取（鑑定・査定）について

当店では華岡青洲などの書画・掛け軸を販売および買取（鑑定・査定）しています。詳しくは下記の各バナーをクリックしてください。