頼山陽
倣介石山水図
Rai Sanyo
Landscape
掛軸 紙本 23,4cm×40cm(総丈111cm×51,5cm) 富岡鉄斎箱書 二重箱入 表装岡墨光堂製
作品の状態について
画面、表装共に大変良い状態です。
南画家・野呂介石に倣って描いた山水図です。
普段の山陽が描く山水の筆法とは違い、介石が中国画から受けた影響を感じる事のできる作品です。
表装の仕立てなどから煎茶掛けとして重宝されてきた事がわかります。
介翁善為矮笨
小樹其實大樹而
遠望之也此學
而能得其旨者矣
子成
〈読み〉
介翁 善く矮笨を為す。小樹の其の実は大樹なるも遠く之を望めばなり。此れ学びて能く其の旨を得る者なり。
子成。
〈解説〉
頼山陽の字(あざな)である「子成」の落款と、「頼襄」朱文楕円連印を有した作品。賛には、江戸時代後期の文人画家・野呂介石(1747-1828)に倣って山水図を描く際の留意点を記しています。その大意は、「介翁は(画の描き方で)ちいさく粗く描くことに長けている。小さい木が実は大きい木であるのも遠くからその木を眺めているからである。これは、学んでそうした(大きいものを遠くから眺めて小さく描く)技法の要点を得ることができるものである」。(Y)
作家について
頼山陽(1780~1832)は、頼春水の長男。広島藩の藩儒となった父から、厳しく育てられた山陽は若い頃から奇行に走り、やがて脱藩、京へ出て塾を開いた。山陽の周辺には木米、田能村竹田、岡田半江、浦上春琴など...
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