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勝海舟
二行書
Katsu Kaishu
Calligraphy
掛軸 絖本 121,5cm×42cm(総丈202cm×55,5cm) 箱入
作品の状態について
画面、表装共に良い状態です。
古人骨作塵豈知文物新前
途誰已劃痛飲見満神
登忍岡臨府下詠懐 海舟
〈読み〉
古人 骨は塵と作(な)り、豈に知らんや 文物の新しきを。
前途 誰か已(すで)に劃(はか)らん、痛飲 神を満たせらる。
忍岡に登り府下に臨みて懐(おもい)を詠ず。海舟。
〈語注〉
◯文物=文化の所産。法律・学問・芸術・宗教など、文化に関するもの。
◯前途=ゆくすえ。将来。
◯劃=計画するの意の「画」に通じる。
◯痛飲=思う存分飲酒すること。
〈解説〉
款記によれば、海舟が忍岡(しのぶがおか:東京・上野公園一帯の古名。上野台地。)に登って江戸城下を見て、胸中に思っている事柄を詠った詩が揮毫されていることが分かります。詩の大意は、「昔の人の骨は塵のように小さくなっているのに、どうしてこの世の中の文物が新しくなったことを知ろうか。私の行く末を誰が計画(予想)していようか。思う存分酒を飲むことが今の私の心を満たすのだ」。(Y)
作家について
勝海舟(1823~1899)は、江戸本所亀沢町で生まれる。幼少時、11代将軍徳川家斉の孫・一橋慶昌の遊び相手として江戸城へ召されている。一橋家の家臣として出世する可能性があったが、慶昌が早世したためその望み...
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