画題の意味:東方朔
描かれている内容が理解できれば絵画鑑賞はより一層楽しくなります。
今回は東方朔(とうぼう さく)について解説します。
東方朔について
東方朔は中国・漢時代、機知と巧みなユーモアで武帝に愛されましたが、時には皇帝にも直言したといいます。
崑崙山中で西王母が管理する不老不死の仙桃を、三度も盗んで八百歳の長寿を保ったといわれています。
桃を捧げ持つ仙人の姿で多くの画家が不老長寿のおめでたい画題として描いています。
参考作品:
増山雪斎「東方朔」
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