8月の掛け軸:図柄の選び方と飾り方のポイント
今回は、8月に飾る掛け軸の選び方として、おすすめの図柄一覧と作品をご紹介します。
8月におすすめの図柄
まずは8月に飾る掛け軸としておすすめの図柄をご紹介します。
次のような画題が描かれている掛軸を飾って頂くと8月らしい空間になります。
植物の図柄
まずは8月に飾れる植物の図柄をご紹介します。
・蓮(はす)
7月から8月頃に飾れます。
・藤袴(ふじばかま)
秋の七草の一つで、8月から10月頃に飾れます。
・葛(くず)
秋の七草の一つで、8月から9月頃に飾れます。
・萩(はぎ)
秋の七草の一つで、7月から10月頃に飾れます。
・秋海棠(しゅうかいどう)
8月から10月頃に飾れます。
・女郎花(おみなえし)
秋の七草の一つで、8月から10月頃に飾れます。
・桔梗(ききょう)
秋の七草の一つで、6月中旬から9月頃に飾れます。
・木槿(むくげ)
7月から10月頃に飾れます。
・芙蓉(ふよう)
7月から10月頃に飾れます。
・立葵(たちあおい)
6月から8月頃に飾れます。
・尾花(おばな)
秋の七草の一つで、芒(ススキ)の別名です。夏から秋にかけて飾れます。
生き物の図柄
次は8月に飾れる生き物の図柄です。
・蝉(せみ)
・蜻蛉(とんぼ)
自然・風景の図柄
次は、8月に飾れる自然や風景に関する図柄です。
下記の画題、事柄が描かれた作品は8月に飾って頂けます。
・天の川
・残暑
・初秋
・立秋
・稲妻
・南瓜
行事の図柄
次は、8月に関係する行事の図柄です。
・大文字(京都)
・ねぶた祭り(青森)
その他の図柄
最後に8月に飾れるその他の図柄です。
・花火
・踊
・相撲
・灯籠
作品の例
8月に飾っていただける掛け軸の具体例として、当店のホームページに掲載中の作品を何点かご紹介します。
荒木十畝:秋宵
秋の時期の暮れて間もない一瞬を描いた作品で、夏の終わりから秋にかけて飾って頂けます。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/406
岸連山:芙蓉に金鶏鳥図
岸派に四条派を折衷した連山の画風を感じることのできる作品で、みずみずしい芙蓉と、少しアクの強い金鶏鳥のバランスが作品の魅力です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/289
当店のホームページでは、他にも多数の書画をご紹介しています。
上記の書画一覧とは別に、手頃な価格の作品を「調度品としての掛軸」としてご紹介しております。
8月以外の季節に合った掛軸については下記のページをご覧ください。
当店では、お部屋の種類や季節などに合わせた図柄選びのご相談などもお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。