黒川亀玉 (くろかわきぎょく)
黒川亀玉(1732~1756)は、江戸に生まれる。生まれた時にやって来た僧から藍色に輝く亀玉という宝玉を贈られたため、のちにこれを号とした、とのエピソードを持つ。幼少より画才に優れ、はじめ狩野休真についで中国画に学んだ。沈南蘋に私淑し、江戸の南蘋派の早い時期の画家の一人として知られるが、その繊細すぎる面を嫌ったと伝えられ、独自の画風を展開した。
黒川亀玉(1732~1756)は、江戸に生まれる。生まれた時にやって来た僧から藍色に輝く亀玉という宝玉を贈られたため、のちにこれを号とした、とのエピソードを持つ。幼少より画才に優れ、はじめ狩野休真についで中国画に学んだ。沈南蘋に私淑し、江戸の南蘋派の早い時期の画家の一人として知られるが、その繊細すぎる面を嫌ったと伝えられ、独自の画風を展開した。