米山朴庵 （よねやまぼくあん）

米山朴庵(1864-1928)は、山梨県に生まれた日本画家。
8歳で米山喜七の養子となり、滝和亭の門に入り、和亭とともに千葉県の野田醤油醸造業の茂木宅に寄寓して絵を描き、以後親交を深めた。画界の派閥関係や、師のえこひいきが嫌いで、当時の展覧会へは出品しなかったと言われている。
名は登、別号に停雲閣・渓素軒・六石堂。