入江波光 （いりえはこう）

入江波光(1887〜1948)は京都に生まれた日本画家。
京都市美術工芸学校、京都市立絵画専門学校で日本画を学び、竹内栖鳳に師事した。
同級には村上華岳や榊原紫峰がいた。
国画創作協会に所属し、作品を発表した。
京都市立絵画専門学校の教授となり、古画の模写や研究に励んだ。
法隆寺壁画模写の事業に参加し、晩年はほとんどこれに没頭した。
晩年に描かれた仏画は洗練された画風で、今なお評価が高い。