織田有楽 （おだうらく）

織田有楽（1547〜1621）は、桃山時代から江戸時代初期の武将・茶人。織田信長の弟にあたる。
信長没後に豊臣秀吉に仕えて後伽衆となり、天正18年に剃髪して有楽斎如庵と号した。
徳川家康、豊臣秀頼に仕え、晩年は京都東山の建仁寺に塔頭正伝院を再興して隠棲した。
茶の湯を千利休に学び「利休七哲」の一人に数えられたが、独自の茶風を展開して有楽流を開いたことでも知られる。