森一鳳 (もりいっぽう)
森一鳳(1798~1871)は、「播州吉田村の人」と伝える資料があるが不明。大阪や京都を中心に活躍した。安政度の御所造営に参加。森派は代々熊本藩細川家に仕えたが、一鳳もお抱え絵師を務める。円山応挙に学んだ動物画の名手、徹山の写生画風をもとにしながら、洒脱な感覚を盛り込んだ。また、一鳳の描く「藻刈り舟」は藻刈る一鳳(儲かる一方)と人気をよんだ。
森一鳳(1798~1871)は、「播州吉田村の人」と伝える資料があるが不明。大阪や京都を中心に活躍した。安政度の御所造営に参加。森派は代々熊本藩細川家に仕えたが、一鳳もお抱え絵師を務める。円山応挙に学んだ動物画の名手、徹山の写生画風をもとにしながら、洒脱な感覚を盛り込んだ。また、一鳳の描く「藻刈り舟」は藻刈る一鳳(儲かる一方)と人気をよんだ。