西山英雄 (にしやまひでお)
西山英雄(1911-1989)は、京都に生まれた日本画家。山岳画家の第一人者。画塾・青甲社で叔父である西山翠嶂に教えを受け、京都市立絵画専門学校(現京都市立芸術大学)を卒業。昭和9年の帝展に出品した「港」が特選、昭和33年の日展に出品した「裏磐梯」が文部大臣賞を受賞するなど帝展、日展で活躍。昭和36年には「天壇」で日本芸術院賞も受賞している。京都学芸大学、金沢美術工業大学の教授や、京都市美術館評議員、京都日本画家協会理事長なども務めた。大塚明などの後進を育成している。