東海猷禅 (とうかいゆうぜん)
東海猷禅(1842-1918)は、美濃に生まれた臨済宗の僧。妙心寺五六四世。姓は東海、法諱は玄達、道号は猷禅、室号は三生軒、別号に暮雲。水墨画や書を得意とし、墨梅を特に能くした。美濃の恵利寺にて礼源和尚について12歳で得度。江戸麟祥院や美濃天喜寺の伊山祖安、邃巖文周、名古屋徳源寺の鰲巓道契などに参禅したのち、三河長松寺の寛州玄政から印可を受けた。久留米梅林寺に住して、その復興に尽力。その後、妙心寺派管長を務めた。
東海猷禅(1842-1918)は、美濃に生まれた臨済宗の僧。妙心寺五六四世。姓は東海、法諱は玄達、道号は猷禅、室号は三生軒、別号に暮雲。水墨画や書を得意とし、墨梅を特に能くした。美濃の恵利寺にて礼源和尚について12歳で得度。江戸麟祥院や美濃天喜寺の伊山祖安、邃巖文周、名古屋徳源寺の鰲巓道契などに参禅したのち、三河長松寺の寛州玄政から印可を受けた。久留米梅林寺に住して、その復興に尽力。その後、妙心寺派管長を務めた。