橋本独山 (はしもとどくさん)
橋本独山(1869-1938)は、新潟県に生まれた臨済宗の僧。相国寺128世。はじめは画家を志し、富岡鉄斎に学んだ。そのため書画を得意とし、山水画を特に能くした。その後、橋本峨山(峨山昌禎)について得度。天龍寺僧堂で峨山の法を嗣ぐ。京都鹿王院住職、相国寺住職、相国寺派管長などを務めたのち、鳥取県の三朝に南苑寺を開山。法嗣に山崎大耕がいる。法諱は玄義。別号に対雲窟、南苑窟。遺録「対雲録」を残している。
橋本独山(1869-1938)は、新潟県に生まれた臨済宗の僧。相国寺128世。はじめは画家を志し、富岡鉄斎に学んだ。そのため書画を得意とし、山水画を特に能くした。その後、橋本峨山(峨山昌禎)について得度。天龍寺僧堂で峨山の法を嗣ぐ。京都鹿王院住職、相国寺住職、相国寺派管長などを務めたのち、鳥取県の三朝に南苑寺を開山。法嗣に山崎大耕がいる。法諱は玄義。別号に対雲窟、南苑窟。遺録「対雲録」を残している。