桑山玉洲
藻鯉図
Kuwayama Gyokushu
carp
掛軸 絹本 龍公美賛 102,5cm×43.5cm(総丈179cm×56,5cm) 箱入
作品の状態について
画面は少しヤケています。
表装は良い状態です。
表装締め直しを致しました。
魚在々藻有莘
其尾王在々鎬飲
酒樂豈
東山隠士龍公美
〈読み〉
魚在り 藻に在り
莘(しん)たる其の尾有り
王在り 鎬に在り
飲酒楽豈(らくがい)す
東山隠士龍公美
〈語注〉
◯鎬=西周の都・鎬京。
〈口語訳〉
魚は藻ぐさに
長きその尾よ
王は鎬京(みやこ)に
宴して楽しみたもう
〈解説〉
賛文は、龍公美(1714-1792)が『詩経』小雅・魚藻之什・魚藻の一節を記しています。天子の餐宴に、諸侯が天子を讃え、この上ないめでたい歌です。魚はめでたいもので、その太い魚が藻草のかげに息うさまをもって、王が都に安らけくいる様子を詠い起こします。(Y)
●着賛者について
龍公美 りゅう・こうび(1714-1792)
江戸時代後期の漢学者、儒学者。京都伏見の人。通称は彦二郎。名は公美。字は君玉。中年以後、名を元亮、字を子明と改めたが、のちにまたもとにもどした。諸葛孔明に私淑したので草廬と号したが、別に竹隠・松菊主人、呉竹翁など。
儒学を志し、初め荻生徂徠・太宰春台に学んだが、のに京の儒学者宇野明霞に師事した。彦根藩の儒官として仕えたが、晩年は帰京して著述に専念する。詩を能くし、詩社・幽蘭社を開く。また、詩書画や和歌にも秀れていた。
作家について
桑山玉州(1746〜1799)は和歌山県に生まれた文人画家。
名は嗣燦などがある。
両替商などを営む裕福な家に生まれ、家業を継ぎ、独学で画を学んだ。
池大雅との交流から独自の画風を確立した。
中国の書画を蔵...
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