貫名海屋
七絶詩
Nukina Kaioku
calligraphy
掛軸 絖本 133cm×50cm(総丈215cm×65cm)村田香谷書附有
作品の状態について
画面に少しオレがありますが、鑑賞に影響するオレではないと考えております。
きになる様でしたら、表装締め直しのご相談もさせて頂きます。
表装は大変豪華な裂が使われています。
齋瓶短ゝ一枝春披對恰如襟
契人不必嬌歌相艶賞月衣
蝶帳護花神
缾花 菘翁
(読み)
斎瓶短々たり一枝の春、披対は恰(あたか)も襟契の人の如し。
必ずしも嬌歌ならざるも相ひ艶賞す、月衣蝶の帳(とばり)花神を護る。
瓶花 菘翁
80歳少し手前で揮毫された作だと考えています。行書を主体としてやや小振りな字の大きさで伸び伸びと流麗に揮毫され、作品全体がすっきりと落ち着いて見えます。
この七言絶句の意味は、斎瓶にさしてある短い一枝の花にも春は充分に訪れ、向かい合っていて親しい友のようである。必ずしも艶めかしい歌だとは限らないけれども、お互いに羨みほめ、きれいな月衣と蝶の帳(とばり)が野山に花をもたらす神(瓶花)を大切に守っている、です。菘翁の詩集として『須静堂詩集』がありますが、どういう訳か現在に伝わっていません。とりわけ花を詠んだ詩が優雅で佳妙と言われており、本作品もそのうちの一点と言えるでしょう。(Y)
作家について
貫名海屋(1778~1863)は、徳島県蜂須賀藩士の子で京都に住み儒学を教える一方、書画もよくし、長崎の鉄翁や、董其昌など明清の画家に傾倒した。儒者としても頼山陽等とは対照的な京都流の保守的な世界に身を置...
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