頼山陽
二行書
Rai Sanyo
Calligraphy
掛軸 紙本 137,5cm×28cm(総丈220cm×41,5cm) 頼潔箱書
作品の状態について
画面に2箇所オレがあります。
表装は良い状態です。
石路霜乾落葉鳴秋林連日正牢晴溪
山深處有過雨却向峰前為水聲
三十六峰外史 題畫
〈読み〉
石路霜乾き 落葉鳴る、秋林連日 正に牢晴(ろうせい)。
溪山深き処 過雨有らん、却(かえ)って峰前に向かって水声を為す。
三十六峰外史。題画。
〈語注〉
◯牢晴=空が穏やかに晴れること。
◯過雨=とおり雨。
◯水声=水の流れる音。
◯三十六峰外史=山陽の別号。
〈大意〉
霜は乾いた石ころ路を、かさこそと鳴る落ち葉を踏んで行けば、秋の林は連日まさに快晴のお天気続き。が、川上の山深い所は通り雨があったようで、麓の溪川(滝)はいつもより水音高くなっていた。
〈解説〉
連日の晴れが続く秋の林の中、落ち葉が積もる石の道を歩んで行く様子を詠んでいます。『頼山陽詩集』巻四(文政3年、山陽41歳)に「題画」と題して収められますが、若干異同があります。この詩は、『文人画粹編 第一八巻 頼山陽』所載の《渓山雨後図》(文政5年)や『頼山陽先生真蹟百選』所載の《山水自画賛》 (文政12年)などに題画詩として記されています。(Y)
作家について
頼山陽(1780~1832)は、頼春水の長男。広島藩の藩儒となった父から、厳しく育てられた山陽は若い頃から奇行に走り、やがて脱藩、京へ出て塾を開いた。山陽の周辺には木米、田能村竹田、岡田半江、浦上春琴など...
ご購入について
当ホームページ上で扱っております作品は、店舗でのご購入だけでなく、通信販売にも対応しております。
作品のご購入は、お電話、お問い合わせフォームよりご連絡ください。当店スタッフが心を込めてご案内いたします。
また、ホームページ掲載作品以外にも多数の在庫がございますので、お探しの作家・作品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
担当者番号:080-9608-7598
(受付時間:10:00~20:00)
※店を不在にしている事がありますので、担当者携帯にご連絡ください。
※スマホでご覧の場合、上記の番号をタップで電話が掛けられます。
ご購入の流れ
お問い合わせ
お電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください。
ご注文の確認
送信内容の控えを自動でお送りしております。
もし届かない場合はトラブルにより
届いていない可能性がありますのでご連絡下さい。
ご注文の確定
ご注文内容の確認をさせて頂きます。
お越し頂いてのご確認ももちろん可能です。
代金のお支払い
通販のお支払い方法は、
銀行振込(先払い)のみとなっております。
店頭ではクレジットカードもご利用頂けます。
商品の発送
きっちりと梱包してお届けいたします。