良寛 屏風展
この度、松本松栄堂 東京店にて「良寛 屏風」展を開催致します。
会期:7月21日〜8月5日(7月29日閉廊)
会場:松本松栄堂・東京店
場所:〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目8-7坂本ビル3F
担当者電話番号:080-9608-7598
「地蔵堂本田家に伝わったこの屏風は、かつて森田子龍が『墨美』の良寛特集の冒頭に扱った作である。あるとき若者に揮毫を求められた良寛は「何になるのに候やら」といいながら書き与えた。これも親しく交わった人の懇ろな依頼に応じたのだろう。自詠の詩は各扇におおむね一首ずつ揮毫される。一気呵成にというのではなく、これも一枚一枚丁寧に書いていったものだろう。日々を人間(じんかん)に過ごす托鉢僧の偽らざる胸中が穏やかに綴られている。これを得た者もまたさっぱりとした温かさに日々を過ごしたに違いない。 」(大東文化大学 高橋利郎)