7月の掛け軸:図柄の選び方と飾り方のポイント
今回は、7月に飾る掛け軸の選び方として、おすすめの図柄一覧と、飾る時のポイントをご紹介します。
7月におすすめの図柄
まずは7月に飾る掛け軸としておすすめの図柄をご紹介します。
次のような画題が描かれている掛軸を飾って頂くと7月らしい空間になります。
植物の図柄
まずは7月に飾れる植物の図柄をご紹介します。
・百合
・月見草
・睡蓮
・夕顔
・向日葵
・茄子
生き物の図柄
次は7月に飾れる生き物の図柄です。
・雷鳥
・金魚
・蝉
自然・風景の図柄
次は、7月に飾れる自然や風景に関する図柄です。
・雷
・虹
・滝
・登山
・赤富士
行事の図柄
次は、7月に関係する行事の図柄です。
・祇園祭
・天神祭
・七夕
その他の図柄
最後に7月に飾れるその他の図柄です。
・花火
・団扇
飾り方のポイント
次に、それぞれの図柄を飾っていただく時のポイントや注意点をご紹介します。
百合、月見草、睡蓮、夕顔、向日葵などの花が描かれている掛軸を飾って頂く場合は、その前に本物の花を飾らない方がいいでしょう。
本物の花を飾る場合は、団扇、金魚、蝉や、祇園祭、雷、虹などの風景画を飾ると綺麗な空間になります。
作品の例
7月に飾っていただける掛け軸の具体例として、当店のホームページに掲載中の作品を何点かご紹介します。
狩野雪信 織女図
七夕の月に飾っていただける織姫の図柄は珍しく、面白い一幅です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/317
原在正 雷鳥図
雷鳥を細密に描き、その画技の高さを見ることができる作品です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/312
小野竹喬 涼陰
のんびりと釣りを楽しんでいる様子が涼やかに描かれています。 夏の暑い時期に飾って頂くと、飾られた部屋を涼しくしてくれる作品です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/240
富岡鉄斎 渓山深陰図
優雅に暮らす文人の様子を雄大な山水の中に描き、見るものをその世界に引き込む力のある作品です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/238
狩野常信 滝之図
滝に少し色を指すことで、涼しい印象が増している作品です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/217
釧雲泉 観瀑之図
作品の出来も良く、床の間映えする逸品です。
http://www.matsumoto-shoeido.jp/collections/189
当店のホームページでは、他にも多数の書画をご紹介しています。
上記の書画一覧とは別に、手頃な価格の作品を「調度品としての掛軸」としてご紹介しております。
7月以外の季節に飾れる掛軸については下記のページをご覧ください。
当店では、お部屋の種類や季節などに合わせた図柄選びのご相談などもお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。