小野湖山 (おのこざん)
小野湖山(1814-1910)は、滋賀県に生まれた漢詩人。本姓は横山氏。
はじめ家業である医を志したが、江戸に出て尾藤水竹、藤森弘庵に師事し、同時に玉池吟社に入って梁川星巌に詩を学んだ。三河吉田藩の藩儒となった。
維新後は一旦、新政府に出仕したが、まもなく致仕して東京に出て詩壇を代表する存在となった。明治16年(1883)に維新の功績をもって明治天皇から端渓硯を下賜され、これにちなんで書斎を賜硯楼と名付けた。
小野湖山(1814-1910)は、滋賀県に生まれた漢詩人。本姓は横山氏。
はじめ家業である医を志したが、江戸に出て尾藤水竹、藤森弘庵に師事し、同時に玉池吟社に入って梁川星巌に詩を学んだ。三河吉田藩の藩儒となった。
維新後は一旦、新政府に出仕したが、まもなく致仕して東京に出て詩壇を代表する存在となった。明治16年(1883)に維新の功績をもって明治天皇から端渓硯を下賜され、これにちなんで書斎を賜硯楼と名付けた。