浜田台児 （はまだたいじ）

浜田台児（濱田台児、1916～2010）は、鳥取市に生まれた日本画家。本名は浜田健一。人物画や花鳥画を得意とした。19歳の時に伊東深水に弟子入りし、のちに橋本明治にも教えを受けた。日展を中心に活躍し、1975年には日展文部大臣賞を受賞、のちに日展顧問も務めた。また、1980年に日本芸術院賞を受賞し、1989年には日本芸術院会員となった。「夢殿」「花容」「女弁護士」等の作品があり、1961年には「浜田台児画集」（邦画会）が出版されている。