円空 (えんくう)
円空(1632~1695)は、美濃に生まれた。生涯に12万体の造像を発願。現在知られるだけでも5千体以上の木彫を残している。身分としては僧侶だが、特定の宗派にしばられることなく、神仏習合的な信仰に根ざした素朴な造形は、各地の庶民に受け入れられた。円空仏の多くは、現在でも庶民信仰の対象として現役である。
円空(1632~1695)は、美濃に生まれた。生涯に12万体の造像を発願。現在知られるだけでも5千体以上の木彫を残している。身分としては僧侶だが、特定の宗派にしばられることなく、神仏習合的な信仰に根ざした素朴な造形は、各地の庶民に受け入れられた。円空仏の多くは、現在でも庶民信仰の対象として現役である。