佚山 (いつざん)
佚山(1702~1778)は、浪華出身。唐様書家としての活動が目覚ましく、本領は篆刻。書法は新興篆所に師事。江戸では林信充に入門。佚山道人黙隠と称したのは元文3年の剃髪以後。本格的な作がの開始は遅く、寛延元年から約3年の長崎滞在時から。師匠関係は不詳。豊前や防長を遊歴後、京都に至る。宝暦7年には京都に移住。明和年間初めには名古屋を訪れる。
佚山(1702~1778)は、浪華出身。唐様書家としての活動が目覚ましく、本領は篆刻。書法は新興篆所に師事。江戸では林信充に入門。佚山道人黙隠と称したのは元文3年の剃髪以後。本格的な作がの開始は遅く、寛延元年から約3年の長崎滞在時から。師匠関係は不詳。豊前や防長を遊歴後、京都に至る。宝暦7年には京都に移住。明和年間初めには名古屋を訪れる。