篠田桃紅 (しのだとうこう)
篠田桃紅(1913-)は、父の勤務地であった中国大連に生まれた書家。本名は満洲子(ますこ)。東京府立第八高等女学校を卒業。幼少期から父に書を学び、その後は独学で書を習得。昭和15年に銀座の鳩居堂で個展を開くなど活躍。戦後は墨による抽象画に移行。のちに欧米各地で個展を開催。東京芝増上寺大本堂の襖絵や、京都国際会館、駐仏日本大使館などの壁画といった大作でも知られる。また、リトグラフの制作なども手掛けた他、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した「墨いろ」等の著作もある。
篠田桃紅(1913-)は、父の勤務地であった中国大連に生まれた書家。本名は満洲子(ますこ)。東京府立第八高等女学校を卒業。幼少期から父に書を学び、その後は独学で書を習得。昭和15年に銀座の鳩居堂で個展を開くなど活躍。戦後は墨による抽象画に移行。のちに欧米各地で個展を開催。東京芝増上寺大本堂の襖絵や、京都国際会館、駐仏日本大使館などの壁画といった大作でも知られる。また、リトグラフの制作なども手掛けた他、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した「墨いろ」等の著作もある。