物外不遷 (もつがいふせん)
物外不遷(1794-1767)は、伊予松山に生まれた曹洞宗の禅僧。武田物外の名でも知られる。尾道の済法寺住職などを務めた。怪力の持ち主としても有名で拳骨和尚とも呼ばれ、不遷流柔術の創始者として多くの門弟を教えた。長州をはじめとした討幕派の藩士とも交わり、尊攘運動にも参加した。また、画や和歌・俳諧も得意とし、句集「壬子扁大」も残している。
物外不遷(1794-1767)は、伊予松山に生まれた曹洞宗の禅僧。武田物外の名でも知られる。尾道の済法寺住職などを務めた。怪力の持ち主としても有名で拳骨和尚とも呼ばれ、不遷流柔術の創始者として多くの門弟を教えた。長州をはじめとした討幕派の藩士とも交わり、尊攘運動にも参加した。また、画や和歌・俳諧も得意とし、句集「壬子扁大」も残している。