悦山道宗 (えっさんどうしゅう)
悦山道宗(1629-1709)は、明代の中国・福建省に生まれた黄檗宗の禅僧。俗性は孫。1657年に長崎・福済寺の蘊謙戒琬(うんけんかいわん)に招かれて来日した。その後、木庵性瑫、隠元隆琦に教えを受け、木庵から法を継いだ。万福寺山内の塔頭・慈福院の創建や、大坂・南岳山舎利尊勝寺の開山などをへて、山城万福寺の第7代住持を務めた。また、能書家としても知られていた。「悦山禅師語録」等がある。
悦山道宗(1629-1709)は、明代の中国・福建省に生まれた黄檗宗の禅僧。俗性は孫。1657年に長崎・福済寺の蘊謙戒琬(うんけんかいわん)に招かれて来日した。その後、木庵性瑫、隠元隆琦に教えを受け、木庵から法を継いだ。万福寺山内の塔頭・慈福院の創建や、大坂・南岳山舎利尊勝寺の開山などをへて、山城万福寺の第7代住持を務めた。また、能書家としても知られていた。「悦山禅師語録」等がある。