甘雨為霖 (かんういりん)
甘雨為霖(1786-1872)は、出雲に生まれた曹洞宗の僧。俗姓は荒木。別号に不留道人。13歳の時に松江清光院で出家。その後、尾張・大光院で仏海慈舟の法を嗣いだ。近江・慈眼院、越前・永建寺で住持を歴任し、永建寺では僧堂を開いた。また、尾張・龍台院も開山している。1万5000人の弟子に受戒したと言われている。「為霖老人語録」を残した。
甘雨為霖(1786-1872)は、出雲に生まれた曹洞宗の僧。俗姓は荒木。別号に不留道人。13歳の時に松江清光院で出家。その後、尾張・大光院で仏海慈舟の法を嗣いだ。近江・慈眼院、越前・永建寺で住持を歴任し、永建寺では僧堂を開いた。また、尾張・龍台院も開山している。1万5000人の弟子に受戒したと言われている。「為霖老人語録」を残した。