表装修復について
表装修復とは、保存を第一と考えて、今後折れや傷になる心配のある箇所を取り除き、作品本来の持っていたオリジナルな状態により近く戻す事です。
時間はかかりますが、伝統技術によって適切に修復し、永く後世に作品を残していく事が大切です。
年月を経てシミ、カビなどで汚れや傷みなどが生じた場合
作品にあった適切な方法で修復する事ができます。
作品が劣化する原因
折れ、光、湿度、ホコリ、虫、など原因は様々です。
掛軸を保管する心得
・よく晴れて湿気の少ない日に行う
・棚の上など湿気の少ない場所に保管する
・一年に二度程度、春と秋に虫干しをする
掛軸は表装によって、画の雰囲気がかわります。
その為に
・作品にあった表具の形式にする
・作品にあった時代の表装にすると、より作品が引き立ちます
・掛軸についている軸先も作品にあった軸の種類(象牙、木、塗りなど)にする
当店では、創業以来集めた古い表装用裂の在庫を数多く取り揃えております。
表装修復について詳しくは「こちら」をご覧ください。
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