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白隠慧鶴
田植画賛
Hakuin Ekaku
Landscape
掛軸 紙本 40,5cm×56cm(総丈112cm×61,5cm) 箱入
作品の状態について
画面は良い状態です。
表装はウブなままの状態です。表装替えをご希望の際は対応させて頂きます。
80歳代に描かれた作品です。
(読み)
田うへ歌 声はり上げて うたふにぞ うさもつらさも みんなそふこと
(印章)
・「白□(「隱」の旁の心を除く部分)」朱文方印
・「恵寉」白文方印
・「臨済正宗」朱文長方印
(解説)臨済義玄禅師より代々正伝された仏法、という意。
初夏の風物詩とされていた、早乙女たちが田植えする姿を描いています。昔、田植えは主に女性の仕事で、田植えをする女性は早乙女と呼ばれていました。紺の単(ひとえ)に赤い襷、白手ぬぐいをかぶって新しい菅笠という姿で田植えをしながら田植唄を唄います。田植唄は本来、苗が立派に実るように田の神に祈願する祝いの唄でしたが、江戸後期から田植えをしながら唄うものとなりました。
白隠の禅画約700点を収めた『白隠禅画墨蹟』禅画篇には確認できない作例で、珍しい作品だと考えられます。水田に煌めく初夏の日差しや、広がる青空が目に浮かび、賑やかな田植唄がこちらまで聞こえてきそうです。(Y)
作家について
白隠慧鶴(1685~1768)は、日本臨済禅中興の祖と称される重要な禅僧。
駿河に生まれた。15歳で出家、臨済宗の禅僧となる。各地を巡歴して修行を積み、33歳で郷里の松陰寺に帰り、住職なる。本格的に書画を手が...
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